全国ロータリアンインターネット協議会、総会報告 Japan Rotarian Internet Conference 略称JRIC |
総会会場全景(代表挨拶)、会長挨拶と横山幹事、同じく懇親会風景
去る1998年3月7日、RI第2660地区(大阪北部第5組)で大阪北梅田RCが
1.インターネット時代のロータリー活動研究
また最初は誰でも気軽に参加出来るよう、各ロータリアン個人レベルの集まりとして、
5月の発起人会当時は、正直申し上げてとりあえず立上げが精一杯という感じです。
文責 垣見裕司
発起人代表を仰せつかっております、垣見でございます。
本日はロータリーの友9月号をご覧戴いて駆けつけて戴いた方、また最近になって
電子メーリングリストに参加された方もおられますので、重複するかとは思いますが、
設立の経緯からお話させて戴きたいと思います。
主管して「インターネット時代のロータリー活動」と題する、非常に記念すべき先進的
なテーマでのIMが開催されました。 IM内容の概略は
2.もし「インターネットで空間を越えた例会が出来たなら」と仮想デモ。
3.そして既に魅力的なHPを立ち上げておられる全国のロータリークラブから
代表して4クラブの推進責任者による、パネルディスカッション。
@HPの目的は? 、AHP開設の動機は?、 BHP開設の苦労話を教えて
CHP開設によってクラブが変わったことは?、D現在抱えている問題点は?
E今後の夢を語って下さい。
尚、本IMにおけるパネラーとしての私の発表内容はここです。
はたしてどのくらい受け入れられるものか、実は大変心配な面もあったのですが、
IMは予想?に反し大成功致しました。
その一方で既にHPを開設しているクラブでさえ、色々な悩みがあることも分かり、
「全国のRCのインターネット担当者の情報交換の場」を作ってはどうか、更には
地域を越えてロータリアン同士が友になれた、「ロータリー活動におけるインター
ネットというこの流れを育てたい」という声がパネラー達から沸き上がりました。
そして IM後の個々のメールが、いつしか同報メールとなって相談すること2ヶ月。
ついに5月21日、東京で有志9人による発起人会にまでこぎ着け、当面の目的を
2.全国ロータリアンの情報交換やHP開設を計画するRC担当者への支援。
3.OA知識を活かし事務局のOA化や効率化、ローコスト運営の研究とその実践。
4.阪神大震災等の教訓を活かし、災害時の情報交換等の検討、 の4つとし
「(仮称)全国ロータリアンインターネット推進協議会」を発足させました。
そして6月4日に全国のHPや電子メールを持つロータリアンに呼びかけたところ、
7月現在総勢50名、そして9月のロータリー友掲載により更に賛同会員が増え
本日現在は約100名にもなる大所帯の会がここにスタートしようとしています。
奥田さんからIMに出ろとメールを戴いたのが本年1月中旬
たまたま2日後に大阪出張があり、お会いして断ろう、
と思ったのが運の尽き?でした。
パネラーでは、蓼科の荻原さん(前列右から2番目)副会長
帰りの新幹線でご指導戴き、会則他今日の基礎を築きました
同じくパネラーの松阪山桜西村さん(左中腰)東海北陸理事
品と気骨を備える熊本西陵の花井さん(後列右2番目)理事
また普通IMですと地区外から来て戴くのは、珍しいのですが、
遠く大津東から駆けつけて戴いた、志村さん(前列右から3番目)理事と
和歌山県は有田RCから駆けつけて戴いた成川さん(後列右)理事がまさか
RI2640のGN様とはつい知らず、失礼の数々お詫びいたします。
また、東京発起人会からご参加戴いた、前橋の藤澤さん、(前列右)関東代表理事
前橋RC公式HP完成まで理事会の説得等に2年を要した苦労人です。
そして、東京北の横山さん、幹事(後列右から3番目)は、自クラブだけでなく、
東京北分区OA化委員長として苦労されているのに、更なるご苦労をかけています。
本末転倒なので、本会の意義というか、その方向性を考えて見たいと思います。
そして6月にとにかく皆様に会の発足の趣旨をお伝えしてご意見をお伺いし、もし
20−30名程度の賛同者なら、単なる仲良しクラブでも良いとも思っておりました。
しかし、現実は期待に反しあっという間に100名を数えるまでに成長した以上、
なんとか正式団体としての方向性を検討することとなりました。
そこで、最初はロータリーの友事務局にお邪魔いたしました。しかし事務局様にも
色々な制約やご苦労があることが分かり、活動した結果の紹介が精一杯とのことでした。
それでは、例えば我々に「RCマークを使ってよい」認証してくださる組織はどこか
とも考えました。1地区内ならもちろんガバナー様なのですが、地区を超えると??
「全国ガバナー会」もあるようなのですが、実はこれもオフィシャル団体ではない。
結局、各ロータリークラブがチャーターナイトの時に認証状を戴いたように、
直接RI本部からしかなさそうというのが分かると同時に、それは大変難しい
ということも分かって参りました。
その一方で今インターネット関連でフェローシップ団体として正式にみとめられて
ている団体が世界にICUFRとROINの二つあり、具体性があるのは、この
日本支部になることのようです。
また認証はともかく、日本人はその言葉の壁を乗り越えられず、RI本部からの
発信情報は普通3−6カ月遅れ。その量も半分しか届いていない、ということも
分かって参りましたので、そめてこの様な切実な問題は解消出来る会にしたいと
思います。
結論としては、それこそ、先月パソコンを始めた横文字が全く苦手な方でも、
気楽に入って戴けるよう「敷居は低く」そして、当会が日本のロータリー活動に
多くの貢献が出来るであろうという「理想は高く」運営して行きたいと思います。
会長は力不足ではありますが、私がお引き受けすることとなり、
副会長には、会則案でご尽力戴き、新幹線依頼の仲である荻原さん
また、JRICが海外に対しても重きを置くとの方針から、ICUFRの理事でもあった
新庄RC三條さんに副会長をお願いしました。
幹事は他に代りのいない、横山さん、そして、出欠プログラムでもご尽力戴いた、
大多喜RCの浅野さんに副幹事をお願いしました。
当初から「執行部は発起人だけではなく広く人材を求めるべき」という方針が発起人の
中からも出ていましたので、本4役5人は、私以外は最強メンバーかと思われますが、
満場一致でご承認戴きました。
またインターネットは時間と空間を超えるので地区の発想はいらないのではないか
という意見もありましたが、各地での研修会設営等も考慮して以下8地区としました。
北海道、東北、関東甲信越、東京神奈川、東海北陸、関西、中四国、九州沖縄
また任期は、通常のRCと違って実際に顔を合わすのは、年に1−2回であるうから
顔と名前が一致しないうちに、代るのも問題?ということで、2年となりました。
尚、地区代表理事、各委員長理事、一般理事にご就任戴いた方は
こちらをご参照下さい
給与にも足りません。従って少なくとも2000年6月末までの第1期は、執行部が
各自負担でやることとし、会費は無料と致します。
(むしろ会員を200名、300名と増やし会の存在感をアピール出来ればと思います)
また会長幹事の事務軽減化の為、会計報告義務を伴わない「にこにこ」運営とします。
普通預金 1710692
全国ロータリアンインターネット協議会
会長 垣見 裕司
それでもよいとおっしゃって戴ける方は、ご協力お願いします。
@(会員資格)第4条「又はロータリーに関係を持っている者。」とありますが、
これは、クラブやガバナー事務局職員様やローターアクト等を念頭に置いており
逆に業者関係は一応含まれていないと考えております。
A(入会)第5条 「役員会の承認を得た上入会できる。」とありますが、
ロータリアンに成るときに各クラブの会員選考委員会を通っているので、
事実上は、「来るものは拒まず」です。
B(除名)第7条、そしてもし問題があれば「役員会の議決によりこれを除名」出来る。
となっています。しかしこれは「出来る」のであって例えば、お仕事のご都合等で
本クラブを休会または退会し「1) ロータリアンの資格を失ったとき」でも、
本クラブ退会=除名を意味している訳ではなく、復会や再入会までの間の
ロータリー情報入手の場としての含みを残してあるつもりです。
先ほど、垣見、荻原副会長、横山幹事、司会の藤澤さんがお尻を向けて座っておりました
その先は、そうです、恐れ多くも皇居であることをご報告し深くお詫びします。
さて皆さんから「会長の年は」と聞かれましたので改めて自己紹介をさせて戴きます。
私の父はロータリアンで東京RCが子クラブとして東京麹町RCの設立時に初代会長を
仰せつかりました。その東京麹町RCが25周年の記念事業として子クラプを計画した時
父から、お前入れと言われました。私は「10年いや20年早いのでは」と申し上げたら
「ロータリーを老人の昼飯会にしてはいかん。忙しいだろうが組織の現役でいるからこそ
職業を通じての奉仕が出来るのではないか」と当時80歳になろうかという父にいわれ
東京紀尾井町RCのチャーターMとして入会しました。(父は伝達式を見ずして他界)
今思えば父は、会社や借金コンクリートビルなど色々残してくれましたが、ロータリーは
一番の遺産だと思っております。その東京紀尾井町も設立7年目、引っ張るのは平均年齢
だけにしようと頑張っておりますので、本協議会とともにどうぞよろしくお願いします。
えっ年ですか。水商売では分かっていても言わないそうです。私は油屋ですが、中身も
無いのでその方針を見習っておりますので、皆様の見たままにご判断頂ければ幸いです。
某MSがブラウザ問題で提訴されたのは既にご承知のことと思いますが、あの時某社は、
各パソコンメーカーは、皆見方についてくれるものだと思っていたそうです。
しかし、現実は、、、。垣見会長からのご紹介にもありました通り
(WIN95のマニュアルにお問い合わせはパソコンメーカーか販売店へ)としか書いて
なく 一般メーザーとの接触を断っている 態度は問題ではないか?)
会社も一般ユーザーの意見を聞くべきだ、というのが私の持論でその意味では本日は
皆様の怒りのサンドバックになるつもりで、やって参りました。
ところがそんな私の気持ちが通じたのか、会社も方針転換することとなり、今までの様な
1千人1万人集めた「21世紀はこうなる」という偉そうな講演会ではなく、皆様お一人
一人のお顔が見える50人100人単位の懇談会を全国で企画させて戴くことになりました。
つきましては、お呼び頂ければロータリークラブの卓話等にも出かけていく所存ですので
どうぞご用命下さい。