　　　　　写真で見る自衛隊2006観艦式(最終演習)見学報告
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番目のお客様です。　　　　　　　　　　　　　文責　垣見裕司 2006/10/27
この度ある方のご配慮により　海上自衛隊の観艦式にご招待頂きました。
勿論初めての大変感動的な経験をさせて頂いたので、その感謝の意味でも、そして皆様に私の
感動のおすそ分けをすべく、本ページを急遽作成しました。

10/27 の朝7:30　横須賀駅集合でした。もうそこはすごい人で一杯。観艦式は3年に一度。
更に今年は北朝鮮問題もあるので見学希望者が非常に多いとの事でした。

横須賀　吉倉桟橋には、11隻の艦艇が並んでおりました。

私が乗船させて頂いたのは、観閲を受ける方の受閲艦隊の2番艦「たかなみ」です。
この護衛艦「たかなみ」は平成15年3月に就役したばかりの大変新しい艦です。
排水量4650t、全長151m 最大幅17.4m、6万馬力のガスタービンエンジンを積み
速力30ノット(約55km)、127mm速射砲、高性能20mm機関砲２門、艦対艦ミサイル
3連装短魚雷、垂直式SAM(ロケットブースター付魚雷)を装備するとともに、)
SH-60Jという8人乗りの中型ヘリを搭載出来る大型艦です。

左写真左のヘリを搭載しているのが乗船した「たかなみ」、右は受閲一番艦の「たちかぜ」です。
右写真が、艦対艦ミサイルの発射装置です。

まさかと思ったのですが、浦賀水道航行中にもかかわらず、艦橋内も拝見することが出来ました。

こちらは、無人の機関室を監視する操縦室、搭載ヘリSH-60Jの前で少年?のような私

並走するのは、護衛艦111おおなみです。右写真は手旗信号で挨拶をしています。
200mmの望遠レンズトリミング無しなので、そこそこ近いところでの追い越しです。

追い越して、私が乗船する「たかなみ」の後ろについた111「おおなみ」が見えます。
あれ、横須賀に「「おおなみ」なんていたかな?」と思いましたが、後で聞いてみると
横須賀だけでも、3つの桟橋から、そして横浜や遠く木更津からも集まってきているとのこと。
潜水艦を含む艦艇だけでも40隻の大艦隊、また航空機も28機(艦載ヘリを除く)が集まるそうです。
写真右は、どんどん艦が集まり、当艦の後ろにつき始めているのが分かります。
二番艦に乗船させて頂いて感謝感謝。ちなみに後ろにダイバーがいるのは、事故等で船から
誰か落ちた時に、直ぐに救出するための任務だそうです。誠に大変ですね。

さていよいよ始まりです。最終演習なので安部総理が来る日曜日と同時刻だそうです。

いよいよ開始で士官たちが整列しました。する遠くから、観閲する方の船団が見えてきました。

望遠鏡も持参しましたが、遠くの洋上にうっすら艦隊の影が見えた時は、もう大感動。
そしてもしこれが敵だったらと思うと、、日本海海戦の東郷平八郎はやっぱり偉い。

最初は航空機から始まりました。まずは潜水艦哨戒機　UP3-Cの三機、
続いて周りを海に囲まれる日本ならでは救難飛行艇US-1A、そして航空自衛隊からF15が3機

祝砲発射は、残念。煙と音だけなのでカット。次は対戦ロケットブースター付爆雷です。
遠くで爆発しているはずなのに、すごい振動が伝わってきます。近くにいる潜水艦はたまらない。

続いて乗船した「たかなみ」のメインイベント　ヘリSH-60Jの発艦です。

隊員達は我々母艦に手を振り任務に出発です。
次は敵の熱源探査型ミサイルから自分の艦を守るフレアー弾発射

続いて最新の超高速(時速80km/h)ミサイル艇が高速航行を披露
左下は多目的輸送艦から洋上で発進した水陸両用ホバークラフト。
なんとこのホバークラフトには、大型のトラックが6台もつめる優れものだそうです。

続いて救難飛行艇US-1Aの着水と離水です。
時速100km/h未満で離着水可能なのは、世界最高水準の性能だそうです。

続いて対潜水艦哨戒機からのフレアー発射。はやり熱源探査型ミサイルから自機を守るものです

同じくP3Cから対潜水艦爆弾投下、こんな離れていてもその爆発の振動で乗船艦の甲板が響きます。

以上で観艦式の展示は終わりです。下は任務を終えて帰艦するヘリと、帰港して格納直前の姿です。

艦長のご配慮で我々は、下記の士官室で昼食を取ることが出来ました。
頭を短く切った米国人がいましたが、在日米軍の士官でしょうか。
ちなみに奥の天井のライトはちよっと特殊だと思いませんか。緊急時は手術室になるそうです。
右下の写真はヘリ格納庫でお休みになる一般見学者の方々です。
お疲れや船酔いで寝ている人が多いので、ここだけ見ると難民船?です。